くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

まじめな話

見える世界の解像度

SNSがない時代、人の考えを知るにはその人と対話するしかなかったけれど、今は自分の考えを文章にして全世界に発信することができる。 SNSのタイムライン上では自分が求めていない内容のものも、自分とは全く相容れない考えも、どんどんと目に入るようになる…

0から1を生み出す人

素人とはいえ、私自身が物語を作る側なので気になって追いかけていた件が、最悪な結末となってしまった。結末じゃないな。ここからいろいろ考えないといけないのだと思う。 やはり言葉は人を殺してしまうし、影響が大きくなればなるほど、一番繊細な人の心の…

「死」を受け入れるまでにかかる時間

私がとても近しい人を看取る経験をしたのは、だいぶ歳をとってからだ。お葬式に関しては、学生の頃に何度か参列したことはあったけれど、自分とは少し遠い人で、たとえば何度か話したことがある親戚の人、くらいの距離。一番近しい人で、学校の先生。(担任…

言葉って難しいな……

言葉は、たとえこちらにそんなつもりはなくても相手を傷つけてしまうことがある。 最近では、著名な方(どなたか失念してしまった)が「お元気そうで良かった」という言葉が相手を傷つけることもあると言っていた。考えてみればたしかに、全然元気じゃなくて…

疎遠の父が認知症になった

私が高校を卒業した頃に両親が離婚して、それ以来会っていなかった父が認知症になったらしい。 先日、司法書士事務所から封書が届いた。成年後見制度利用申立書の作成を父から頼まれたとのこと。 『親族の意見書』という書類を書いて、送り返すようだ。つま…

人の幸せを暴力に感じるときは

昨晩ツイッタのトレンドにあがっていた『結婚式の加害性』。今朝になってもまだちらほらと話題が出ているようなので、昨日感じたことと、それに伴い思い出した過去の苦い感情をつらつら書いてみます。 まず、結婚式をあげたい人はあげればいいし、祝いたい人…

安楽死を題材にした映画『PLAN75』

私は目の前に苦痛を伴う死が見えた時(たとえば自分が認知症なった場合や、終末期医療(ターミナルケア)を受けるような重病の場合)、自ら安楽死を選べたらいいなと思っている。 安楽死については賛否両論で、語るには勇気がいる。今朝流れてきたツイートで…

その人にしか書けない世界

小さいころの環境というのは、想像以上に大切なものだ。 その人の、その後の人生すべてを支配するほどに。 現実世界の私は人見知りなので、家族以外に交友関係は少なく、ネットの世界であってもSNSでつながっている人は200人に満たない。 そんな少ない私の観…