くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

昨日まで一ミリも知らなかった『100日後に死ぬワニ』最終話の個人的解釈

にわかワニ2日目のクミタです。 こんばんは! 昨日まで1ミリも知らなかった『100日後に死ぬワニ』の最終話が個人的に大好物だったのでブログに書いちゃいます。 昨日あたりから、ツイッタのタイムラインでちょこちょこ見かけるようになった『100日後に死ぬワニ』ですが、正直申しまして、あまり関心はありませんでした。(ファンの方申し訳ありません!) 1日目とあいだの何日かと99日目の漫画を見て、その時は自分的に面白さがわからず、「今日が100日目なのかぁ」くらいなもんでした。 ただ、最終話はどんな展開になるんだろう。本当に死んでしまうんだろうか。それとも別の終わり方なんだろうか。と、そこだけ気になっていました。 初見では、最終ページの1枚絵の美しさと「ああ、ひよこを助けて事故にあってしまったんか」という切ない雰囲気でしたが、怪しいものは隅から隅までチェックしたくなる性分の私は、いつものクセで1ページ1ページ拡大しながら細かく見ていきました。 はじめに気になったのは消えている「よくね?」のメッセージ。 これはミスなのか?それとも何か真実が隠れているのか? さらに拡大しつつ最後まで見ていくと……見覚えのある交差点の看板。ああここは、ねずみさんが桜の写真撮ってたとこか。 そして見つけてしまいました。 最後の1枚絵の中にひよこらしきものが小さく描かれているのを。 つまり、地面の高低差でこの位置から見えないところに真実が隠れているわけですよ…… もしかしてワニさんの命を奪ってしまったのはねずみさんなんじゃないかとか、途中、いろいろな妄想が浮かびましたが、さんざん悩んでじっくり絵を見ていった結果、私の中でひとつの答えにたどり着きました。 2枚目だけ、一年後とかに、ワニさんが命を落とした場所で桜の写真を改めて撮った、後日談という解釈。 これなら「よくね?」はミスではなくなるし「既読1」もワニさんがいないから。辻褄があう。 というわけで、私の中では美しくまとまったのですが、皆さん本当にいろいろな解釈をしていて、そういう最終回って凄いって思うんですよ。 例え作者の中で答えは一つだったとしても、受け取った側が無限の解釈ができる、そんな終わり方。 正解なんてない。全てを描かずに、それぞれ想像する部分を残し、それぞれで解釈できる最終回。 そういうの最高じゃないですか!? この先、作者さんから「真実はこうでした」のネタばらしがないといいなぁ。 ちなみに私は、「一見とても綺麗で美しく見える終わり方だけれど、真実が隠されていてそれに気づくとゾゾゾゾゾ(寒気)……」というのも大好物です(笑) 少し検索してみましたが、私のような解釈の人、見当たりませんでした…(笑)やっぱ無理があるのかなw 「すでにみんな死んでいて、あの世で花見をしていてワニが死ぬのを待っている説」とか「歩きスマホで事故った説」とか「ねずみさんがワニさんを救うべく100日目を何度もやり直している説」とか、みんないろいろな解釈をしていて、これからしばらくは他の方の考察で楽しめそうです! ……でも、あくまでも気に入ったのは最終話だけ、という……。 もしかしたら今までの連載の中に、伏線がたくさんあるのかもしれませんね。 全部読んだら面白いのかな? そしてもうまとめが作られてましたよ! なるほど、作者さんの実体験にもヒントがありそうですね。  ↓ 「100日後に死ぬワニ」100日目 / 感想・考察・作者ツイートなど https://togetter.com/li/1483686