くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

揉めなくてもめんどかった遺産相続(2)迷走編

【前回までのあらすじ】

母が亡くなって遺産相続の手続きをしている中、司法書士さんから告げられた言葉……!

「相続人がもう一人います!」

くみたとその兄弟は、たった今存在を知ったまだ見ぬ兄弟へ、遺産相続の協力をお願いすることとなったのであった。

はい、というわけで、前回から随分時間が経ってしまいました。

あらすじだけではさっぱり思い出せない方は、過去記事を読んでみてください。

▶揉めなくてもめんどかった遺産相続(1)

また、前回の記事に

「4人目の相続人の方にも遺留分があって本人が協議書で放棄されなければ相続財産の八分の一は遺言書があっても貰う権利がおありだったのでは」

というコメントをいただきました。

私達は、相談の中で司法書士さんからちらっと聞いただけで、そのあたりは全く詳しくないので、遺言書を作る場合は弁護士さんや司法書士さんに必ず相談してくださいね。

ちょっと調べてみたところ、下記サイトにそれっぽいことが書いてありました。

ページの一番下の方。

▶離婚した後の配偶者・子供の相続権|相続弁護士カフェ

確かに遺言書があれば元夫との間の子どもに財産を残さないという方法もとれるのですが、コメントをいただいた通り、遺留分を請求できる権利はあり、後々大きなトラブルになることがあるそうです。なので、自力で遺言書を作ることは勧めていなく、弁護士に相談してくださいと書いてあるので、きっと弁護士さんだけが知っている何らかの方法があるのでしょう。

何にしても、遺言書を作るときは、プロに相談してくださいね。

さて!また前置きが長くなりました。

というわけで、4人目の相続人と連絡を取ることになったわけですが、司法書士さんから送られてきた書類に目を通したら、ついこないだまでまったく存じ上げなかった方の、家族構成から住所まで、個人情報めっちゃ丸わかりで驚きました。

まあ、連絡取らないといけないわけですから当たり前なんですけど、ちょっと怖かったです……。

はい!ここから遺産相続は、めっちゃ迷走を始めます。

しかしそれは、4人目の相続人が現れたから、だけではないのです。

兄です!

兄の聞き間違いが発端だったのです!

兄が司法書士さんからの電話のあと、一人で話しを聞きにいったのですが、相続人とのやりとりを司法書士さんに任せると、めっちゃ高い報酬を払わなければならず、兄、驚いて一旦帰ってきたそうです。

兄に言われ相場を調べてみたら、確かにめっちゃ高い。兄が叔父にも相談したら「それはぼったくられている!」と言われ、兄と叔父の間でこの話をきっかけに、これまた一悶着も二悶着もあるわけですが、このあたりの話めっちゃ大変で、これだけで一つの記事になるくらいありますが、叔父の個人情報にもつながるのでばっさりカット!

ってゆか、叔父さんに兄が「もう一人相続人がいた!」って報告した時

「やっと知ったのか~」と笑われたそうです……。

いや! 叔父さんが教えてくれてたら! 始めからその状況込みで司法書士さんに相談できてたんですよ!

(くみた、心の叫び)

母が亡くなる少し前、母のお見舞いに来てくれた叔父が

「姉が一人で東京に出てきた理由、聞いてるか?」

とか意味深なこと言ってたんですよ。

その時は聞いても教えてくれなかったんですけど、その時教えていてくれればもう少しスムーズに話をすすめることができたのに……。

さて、話を戻します。

ここからさらに迷走し始めます。

兄と叔父がめっちゃ喧嘩したあと、兄が区の方の相談できるところに話を聞きにいって、良いとこ紹介してくれって聞いたら、まさに今頼んでる司法書士事務所を紹介され(笑)、そこ以外で頼むって言うと提携してるとこはそこだけとか言われてさらに聞いていくと「そういうやりとりは行政書士さんの方が安くやってくれる」みたいなことを言われたらしく、早速兄から「俺の家の近くの行政書士を調べてくれ」って言われて、せっせと調べるくみた。

一応リストアップして兄に送ったんですけど、そもそも今頼んでいる司法書士事務所に行政書士さんもいるじゃんみたいなことになって、ここで姉のグッジョブ展開。

もともとの司法書士事務所のサイトをもう一度姉が丁寧に見てくれて、今回のパターンの込み込みパックみたいのがあって、その値段が適正価格!

兄が言ってた金額よりめっちゃリーズナブル!

……あれ?

ということで、このパックの内容を皆で聞きに行こう!ということになり、三人で改めて司法書士さんに話を聞きに言ったら、そもそも兄の金額の聞き間違いだったことが判明。ぼったくり金額でもなんでもなく、相場な金額でした。

しかも、相続人との交渉を私達でやれば、相続人と揉めることがなかった場合、始めに提示した金額のままで大丈夫、というありがたいお言葉。

もちろん、交渉のやり方や、相手に送る手紙の校正などなど、お手伝いしてくださるとのこと!

やだあ……めっちゃいい事務所じゃん!

そりゃ、区も勧めますよ!

まあ、はじめにネットで調べて見つけたのは私なんですけどね!

(↑ここ、試験に出ます)

兄は最後まで「確かに○○万って言ったんだよー!」とぷんすかしてましたが、これを機に、これから司法書士さんのところに行くときは三人で行こうね、と誓ったのでした。

めっちゃ遠回りだったよ!!!(くみた、心の叫び)

あれ……話全然進んでないけど、ちょっとこれもう、あれだよね……

(話は全然進んでないけど、めっちゃ時間経過してるからね!大変だったのですよ……ほんと……)

ってことで、次回に続く!

【オマケ】

遺産相続の流れとか愚痴とかをメモ代わりに綴っていたFacebookにて。

デジャブ.png

今回は交渉が成功する世界線だといいね(笑)