くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

米虫(コクゾウムシ)との戦い

先日、お米屋さんに玄米を買いに行ったときに、いつも買う銘柄がセールになっていて、ほくほくしながら5kg購入して帰ってきた。
セールとなるには、それなりの理由があるのだ。と、私は今回こそ肝に銘じた。

コクゾウムシとの戦いは、玄米を食べ始めてから2度目となる。スーパーで白米を購入していたときは、どんなに長い時間がたっても彼らと遭遇することはなかった。
玄米は減農薬のものを購入しているので(さすがに無農薬は高くて買えない)、彼らとの戦いは避けては通れないのかもしれない。

前回もセールのお米だったかはもう覚えていないけれど、セールになるからには、きっと仕入れてから時間が経過しているのだと思うし、つまり時限爆弾のように仕込まれた彼らの卵がかえってしまう確率も上がるのだろうと、素人なりに推測する。

時々セールになっているお米を購入するので、次回からはセール米こそ気をつけようと思う。

前回は食べ終わるくらいでの発生だったので、お米を洗うときに取り除いていたけれど、今回はまだけっこうな量の玄米が残っていたので、これ以上繁殖しないよう、ネットで彼らとの戦い方を学ぶ。
まずは敵を知らないと何も始まらない、ということで、めっちゃコクゾウムシについてググった。虫大嫌いなのに!
めっちゃ調べて手応えを感じてから布団に入ったのだけれど、眠かったのに頭の中で明日の決戦へのイメトレが頭の中をぐるぐるし、今後の課題なんかも考えてしまいなかなか眠れなかった。

彼らにとって温度と湿度が最適な今、繁殖を防ぐためには冷蔵庫への保存しかないと考えた。幸い、5kg購入したのち、少し食べていたので、残りは3kgほどだと思う。小分けにすればなんとか冷蔵庫にも収まりそうだ。

というわけで、一夜明けて、彼らとの決戦を開始した。

一度に炊く玄米をタッパーに小分けにする。その際に出てきた彼らには、食器用洗剤が入ったお水の中に落ちていただくという単純作業である。
ここで嬉しかったのが、自宅にあったタッパーが、ちょうど1回炊く玄米分、ピッタリ収まるサイズだったこと!これは良い発見であった。
そのタッパーがなくなったら、あとはジッパー付きの厚手の袋に移していく。
水の中に洗剤を入れると彼らは浮かずに沈むので、確実にお亡くなりになる。合掌。

そうして彼らを除去したのち、全ての玄米は冷蔵庫の隙間になんとか収まった。

作業中にわらわら出てきたらどうしようと震えていたけれど、想像していたよりも拍子抜けするほど少なかったのでよかった。

ちなみに彼らは、お米を洗う時、水に浮いてくるので、炊く前の発見と除去はしやすいけれど、虫嫌いなので体中ぞわぞわしてしまう。できれば今後は二度と出会いたくない。

ということで、これからの課題。
彼らが繁殖しやすい時期は、3kgずつ購入し、冷蔵庫に保管することにした。
1回分ピッタリのタッパーがわかったので買い足す予定。
お米はもともと冷蔵庫保存の方が、品質も保てるので良いのよね。
で、小分けにするメリットは、出し入れするたびに容器やお米に結露がつくとよろしくないとのことなので、1回分ずつさっと取り出せて使えるのがとても良いのだ。
ただ、冷蔵庫のスペースを考えると、多くは保存できない。

ほんとは通販とかで、一度に10kg購入したいんだけど、彼らとの戦いを考えると、5kgとか3kgで購入したほうがいいのかもしれない。
1回分ずつ小分けにするというのは、少し前に読んだこちらのnoteから得た情報だ。

note.com

読んだ時は、素晴らしいと思いつつも、冷蔵庫のスペースがないからできないなぁと思っていた。今回、1回分の玄米がピッタリ入るタッパーとの出会いにより、俄然意欲が湧いてきた。冷蔵庫のスペースと相談して、この保管方法に少しずつ切り替えていきたいと思う。