昨日、私のタイムラインに流れてきたツイート。
以前、認知症の患者さんから幸恵という家族・親族ではない名前の女性が、いつも病室にいるという話を聴き、地縛霊の類かと面白がっていた。ハード認知症なのに幸恵の話は一貫していた。
— 青木双風 (@aoki_sofu) 2022年8月27日
もう退院して久しいが、先日他の患者さんから病室に幸恵という女がいるという話を聴き、胸熱だった。
…まだいた。 pic.twitter.com/UNitaxX9SP
認知症によくある幻視かと思いきや、違う人から同じ名前が出てくると、一気に信憑性が増す気がする。
私は生まれてこのかた、いわゆる幽霊というものを見たことがない。
正直、幽霊の類は、脳が見せる幻影、幻視だと思っている。
もしくは、今の科学では証明できない自然現象だと思っている。
……思いたいの!!!怖いから!!!
ちなみに幽霊ではない心霊現象的なものは、私自身体験してないけれど、信憑性が高いのに説明ができないことが実家で起こっている。
いまだ有識者からの情報はきておりません。
でもほら、昔は心霊写真とかUFOとかの写真がたくさん撮れて、テレビなんかでも定期的に騒いでいたじゃないですか。
今は、町を歩くほぼ全ての人が、スマホで写真も動画もすぐに撮れる時代なのに、心霊写真、絶滅してない?息してなくない?幽霊だけに?
つまり、幽霊も、UFOも、なかったんだよ!
でもね、母が亡くなる少し前。天井を見上げては、笑顔で「お父ちゃんが迎えに来た」って何度か言っていたんだけど、その時は姉も私も母はまだまだ元気で長生きするだろうと思ってたし、他にも以前から子どもが遊びに来たとか、たくさんの虫が見えるとか言ってたので、認知症のせん妄だろうと思っていた。
けど、「お父さんが迎えに来た」と言い始めたその数週間後に母は亡くなったので、本当におじいちゃんが迎えに来たのかもしれないなぁ、なんて。
でもそう考えると、死んだあともずっと魂はどこかにあることになって、これまで多くの人が亡くなっているわけだから、あの世の人口密度やばくない? それとも、会いたい人とあの世で再会して、もうあの世で思い残すことがなくなったら「そろそろ転生しようかな?」って、全て忘れて次の人生始めるのかな。……人間でない場合もあるのかどうかはしらんけど!
子どもはよく大人が見えない何かが見えたりすること多いし、脳が発達途中の子どもと、脳が萎縮中の認知症とで、一般的な脳では見えない領域、こことは少しずれた次元?時空?が、現代と重なって見えてしまっているのかも、と考えると少し面白い。(そう考えないと怖いから!)
死んだあとどうなるか、というところはどれだけ考えても死ななきゃわからないし、わかったところで伝える手段がないから知ることができない。
知らないことや、先が見えないことに不安を感じるから、死が怖いのかなぁ。
私は死んだら「無」になると、実は考えているのだけれど。