くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

指差し確認の大切さがわかるお年頃

小さい頃に感じていた「これ意味あるのかな選手権」の1位はラジオ体操だったクミタです。こんばんは。

いやだって「体操」って名がついてるのに、どこが体操?ってくらい、どってことない動きじゃなかったですか?
それがですよ。
体の調子が良い日の方が稀な年齢になるとですね、ラジオ体操第一をきちんとやると、そこそこな運動量になるわけです。

ラジオ体操はね! ちゃんと体操だったよ!
聞こえてる!? 小学生のころの私ー!

それみたいな感じで、「指差し確認」って意味あるのかな?って、やっぱり昔は思っていたんです。
でもね、意味あるよ!大いにあるんです!……ってお年頃にようやくなりました。

まあね、指さしてるわけじゃないんですけど、なにかをしたあとに、現場猫よろしく「ヨシ!」ってもう一度確認するの、大切!ミスがマジで減る!

うちはホームベーカリーでパンを焼いているんですけど、時々おんなじミスをやらかしてたんですね。

たとえば、バターを入れ忘れたり。
これは、フランスパンみたいなめっちゃ硬いパンになりますけど、まあそこそこ美味しく食べれるんですよ。

最悪なのが、イースト菌の入れ忘れ。
なんか、やわらかい岩が底の方にできあがります。(やわらかい岩!?)

パンの味がするのに、ずっしり重いんだよ! 鈍器!

そしてラスボス最終形態が、羽のつけ忘れ。
パンをこねるために回転する、小さな羽を内釜にセットするんですけど、これを忘れるとですね。

粉!
ただの粉!!
昨日の夜に見た光景!

蓋を開けた瞬間の衝撃は最高ランクです!
絶望の海が広がる。

こういった、何かしら忘れて朝に食べるパンがない、みたいなことが年に数回あったわけですけども。
ホームベーカリーをセットしたあとに、指差し確認のごとく、頭の中で順番に「羽つけた、あれ入れた、これ入れた」って確認していくんですよ。そうすると、忘れていた場合「あっ」て気づくんですね。

なので、指差し確認的なことをするようになってから、朝の悲劇は起こらなくなりました。
ということで、「これ意味あるの?」って思ってもなくならないものって、すべて意味があるんですよ。
歳を重ねていくと気づくんです。

いやいや、そんなん嘘でしょって思ってるそこのきみ!
「どっこいしょ!」って言わないと立ち上がれなくなる日が来るからね!