くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

マメルリハのまめ、初めての病院。

少し前から、たくさん飛んだあと、まめの呼吸音が聞こえるのが気になっていた。
ネットで検索してみると、いっぱい飛んだあとは息切れすることもあるようで、すぐに収まるなら問題ないとのこと。でも病気の可能性もあるようで。気になりながらも、音はすぐに消えるので様子をみていた。

そんなある日、平常時なのに呼吸が荒く、ヒューヒューという呼吸音が聞こえたので、めっちゃびっくりしてその場で病院に電話を入れ診察の予約をした。人気の病院なので診察は2日後になった。予約日までに酷くなるようなら救急に連れていってくださいと言われ、私は生きた心地がしなかった……。まめはというと、ごはんを食べたら呼吸は戻り、その後はいつもどおりになった。

ひとまずほっとしたけれど、病院に行くまでは心配で気が気じゃなかった。
まめも5歳になり、そろそろお年頃なので、一度病院で健康診断をしたいなぁと思っていた矢先の出来事だった。

 

小さい頃、我が家ではセキセイインコを飼っていた。
ペットショップにいたマメルリハのまめをお迎えしたいなぁと思いはじめてからいろいろ調べてみると、小さい頃に飼っていた時と、だいぶ状況が違うことに驚いた。主に飼育していた母も、ときどきケージから出して遊んでいた私も、インコについてあまりに知識がなさすぎた。

SNSで見るインコたちは、想像以上に人に懐いていたし、とても賢く見えた。
記憶の中のインコたちとはだいぶ印象が違う。
そうして少しずつ調べていくうちに、まだ数自体は少ないけれど、鳥をみてくれる病院もあると知り驚いた。昔は鳥の病院なんてきいたことがなかったけれど、もしかしたら私が知らなかっただけで、当時もあったのだろうか。

まめが病気になった時に通える病院が近くにあるか、万が一家をあけるときに、まめを預けることができる場所があるかを調べた。マメルリハという鳥種ははじめてだったので、ざっくり生態を調べて、自分の家にまめがいる生活を想像してほっこりしたり、逆に、まめの命を預かる覚悟を考えると怖さもあったり。ゆらゆらと揺れ動くそんな心境の中、最低限必要な知識を得てから、まめをお迎えした。(それでも、お迎えした日は、実はただまめに会いにいっただけだったのだけど、急にお迎えすることになって、その場でケージとごはんを買ったのだった。まめをお迎えした日についてはこちらの記事参照

まめのご飯や飼育グッズはお迎えしたペットショップで購入していたのだけれど、そこが早々に閉店してしまい、まめのご飯やおもちゃの類を探す旅にでかけるも、わんこやにゃんこグッズばかりで、鳥さんグッズはあったとしてもほんのちょっぴり。鳥さん不遇の世の中に心の中で悪態をつきながら、しばらくの間は、ちょっと遠くの大きなお店まで自転車を走らせて買いに行っていた。

ネットで他のお宅のインコちゃんたちの画像をにまにましながら眺めていたら、その子たちは聞いたこともないシードやら美味しそげなおやつを食べていて「一体それらはどこから~?」と調べていくうちに、ネット通販でインコちゃんに特化したグッズを売っているお店を数件見つけることになる。

ようやくまめに、健康的で美味しそげな食べ物をいろいろ買ってあげることができるようになった。
そして、ちょっと心配なことがあると、インコちゃんたちの病気についても調べるようになった。

そうしてたどり着いたのが、お迎えしてすぐの健康診断についての情報だ。

なんと、病院は病気になったときに行くものだと思っていたが、どうやらお迎えしてすぐに検査をするのが主流らしい。
この頃、まめはもう3歳くらいになってたかな。

一応、いつ病院に駆け込むことになってもいいように、お迎えしてからすぐに、小さなケージ等のお出かけグッズは購入していたけれど、使ったことはなかった。

前回のブログに書いたように、まめはとても怖がりで、ベランダの日向ぼっこすらあまり楽しむ様子がなく、外の音や、カラスなど他の鳥にも怯え、外に連れ出す、という選択肢は私の中にはなかった。ロストも怖いしね。

調べてみると、臆病な子は、病院通いがストレスとなり、道中逆に調子が悪くなったり、診察するときに暴れたり(暴れると診察ができないので、鎮静剤を打つらしい)、なんかそんな記事を読んでしまうと、うちの子、耐えられるのかしら……と心配する気持ちの方が勝ってしまって。

病院にいくためには最寄り駅までそこそこ歩いて電車にも乗る。ホームでの騒音、電車の音など、臆病なまめが精神的に耐えられるのかが不安だった。
めっちゃ具合が悪そうなときはお金がかかってもタクシーだな。とか考えていた。

そんなこんなで迷っているうちに、まめも人間の年齢で換算すると、けっこうなお年頃となってきていて、やっぱり健康診断受けたほうがいいよなぁ……と思い、そこでまずは外出に慣れてもらうため、今年は時々、小さなケージに入れ、外に連れ出しお散歩をしていた。
これがまた、終始おっかなびっくりで、慣れる様子がまったくない。そうこうしているうちに、暖かい季節は終わってしまった。
どうしたもんかなぁ~と迷っていたところで、今回の呼吸音騒ぎ。
これは神様が「ぐだぐだ考えてないで病院行きなさい!」と言ってるんだな、と思った。

そんなこんなで、はじめて電車に乗って病院に行くことになるわけだけれど……あれ、想像以上に長くなってしまったので、病院編はまた今度!
めっちゃタイトル詐欺になってしまったな。

なにはともあれ、インコちゃんをお迎えしたら、高い確率で病気を持っているらしいので、できたら鳥専門の病院で健康診断しようね!

 

続きはこちら↓↓↓

kumitakan.hatenablog.com