くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

設定の甘さはどこまでが許容範囲?

日々、アニメとドラマを観ることに忙しいクミタです! こんばんは! だって、ストレス発散にはこれが一番だから! 許して! 小説とか、アニメとかで、読んだり観てたりすると妙に引っかかったり気になっちゃう部分ってあるじゃないですか。 それで読む手が止まってしまったり、観るのをやめてしまったりする作品もあれば、多少気になりつつも、楽しめる作品もある。 もちろん、そんな粗を感じさせない、完璧な世界観を作り上げることができるのが一番ですけど。 タイムスリップものを書くと必ずぶちあたるのが、タイムパラドックスですけど、これはもうどうしたって回避するのは難しいですから、読者が気にならない、気づかない程度まで精度を上げるか、面白さで圧倒させるか、くらいしか対策がないような気がします。 その設定の甘さも、人によって、許容範囲が違うでしょうし、賛否両論なレビューがつくような作品って、そういうところなのかな、とも思います。 以前気になっていた「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という小説の実写映画がPrimeにあったので、先日観てみました。 もうタイトルからして、私のツボをつく単語「ぼく」「きみ」が入っていて、しかもなんかこれ、タイムリープネタが入ってそうじゃないですか!絶対大好物なやつだ、と思っていたわけです。 で、観た結果。めっちゃ良かったです。 私好みのお話でした。 主演の2人も好きだし! うおおお、この切ない設定考えた人天才かー!って。 でもです。 でもですよ。 実は、めっちゃ設定で気になるところもあって。気になりつつも、深く考えないようにして観てましたw 軽いネタバレになっちゃうかな? なるかもしれないので、気になる人はこのあたり読み飛ばしてください。 「ぼく」の方はわかるけど、「きみ」の方ですね。時間の流れ方、どうなってるんですかー!って。 0:00ピッタリに、2人一緒にいたら、どうなるんですかー!って。 やっぱ、考えちゃって、考えれば考えるだけおかしなことになるから考えないようにしました。 あと他にもいろいろ、細かいところで突っ込みたくなる設定があったけど、気にしないようにしましたw でも気になる人は絶対気になるだろうなって思って、観終わってからレビューみたら、案の定、そのあたりで賛否両論でした。 今期観ているアニメでは「約束のネバーランド」ですね。 もう、いろいろツッコミながら観ていますが、どうやって逃げ出すのかが気になるし、なんだかんだ面白いので観ています。 1話で、テストが終わったあと、主役3人のプロフィールを、クラスの誰かが1人ずつ丁寧に説明していたけれど、今さらみんなが知っている情報を、誰に伝えてるの?って、そこで萎えてしまったのは事実で。 あと、完全に閉じた世界で管理して育てられているのに「盗聴器が仕掛けられてるかも!」とか、さらりとセリフで出てきちゃうと、そいうものの知識をどこで手に入れてるんですかー!?ってなります。 本は全てイザベラの検閲入ってそうだし。 毎回観るたびにツッコミどころはたくさんあるけれど、面白いから続きを観ちゃう。 以前だったら、ここまで細かく気にしないで観ていた気がしたけれど、やはり自分で書くようになるとめっちゃ気になるんですよね。 フィクションの世界において、完璧な世界観を作り上げるのは難しいし、設定の甘さの許容範囲も人によって違うだろうし、人によって、アウト・セーフの判定部分は違うだろうし。 自分的にはこれでOKと思っていた設定も、他の人が読めば粗が見えてきたりするので、他の人に読んでもらうというのはとても大切だなぁと思うのです。プロになら編集さんがいますけど、セルパブではなかなか難しいですよね。 私には幸い、身近にそういう人がいて、本当に恵まれているなあと思います。 ようは、創作、フィクションは、うまく騙せたらいいのかな。 何が言いたいのかわからなくなってしまったので、今日はこのへんで。