１月１１日に、君シリーズ２作目となる『君がいなくなった日』を出版したばかりで心臓バックバクなクミタです。
こんにちは！
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さきほどツイッタXにアップしたCMの詳細について語りますよ～！
CMのクオリティは置いておいて、新しい小説の宣伝の形になるようなならないような、でもとりあえずやってみて楽しかったのでCM作成までの経緯をここに書いておきたいと思います！
小説の宣伝は難しい
常々、小説って宣伝しにくい媒体だよねって思ってました。
創作の中でも、イラストや漫画は、比較的パッと見て自分が好きかどうか判断しやすいと思うんですけど、小説って「パッと見」だけではなかなか伝わらないじゃないですか。
興味を持ってもらう手段として、まず初めに目に飛び込んで来るのが「タイトル」と「表紙」。ここはみんな頑張ると思いますが、その先って難しくないですか？
次に大切なのは、内容紹介やあらすじ、冒頭部分の試し読みなどになると思うのですが、どれも直感的にはわかりにくく、訴求力がないように思います。
ツイッタXみたいなSNSで宣伝するとして、瞬間的に興味を持ってもらう効果的な方法の順番として、
動画 ＞ イラスト ＞ 文章
みたいな雰囲気ありません？
ならば、文章（セリフ）を動画にしてしまおう！
と思ったのが、今回考えた「きみいな」のCMです。
アニメの次回予告にヒントを得る
小説の宣伝方法としては、帯に印象的なキャッチコピーや、有名な著者の推薦文など、そういうもので興味をもってもらう工夫をしていると思います。
でも我々個人で出版しているような者は著名な人とのつながりもないし、自分で自分の作品に「全米が泣いた！」みたいなキャッチコピーを入れるのも恥ずかしいじゃないですか（そもそもそんな自信は持ち合わせていない）。
そこで、「きみいな」を執筆しはじめた頃、ぼんやりと小説の宣伝方法としてイメージしたのが、アニメ『Angel Beats!』の次回予告。
ちなみにこの『Angel Beats!』。
めっちゃ面白いのでおすすめです！みんな観ようね！
ってゆかですね、『葬送のフリーレン』もこんな感じの次回予告してましたね！
久しぶりにこの形の次回予告を見ましたが、アニメではけっこうよくあるパターンなのでしょうか？
私は『Angel Beats!』で初めて見ましたが、もっと古くからあったとしたらこっそり教えてください。
そしてこの次回予告をパクッ……オマージュして私が作ったCMがこちら。
いや！あの！ちょっと説明させてください！！！
ってゆか、プロの映像のあとにこれ出したらもう、あれじゃんね。
自虐もいいとこじゃんね。
全部無料のソフトを使って、『VOICEVOX（ボイスボックス）』なんかは初めて触りながらお試しで作ったものなので、クオリティに関しては目をつぶってください！ｗ
でも逆にいえば、無料ソフトでさくっと作ってこれだけのものができるのだから、真剣に作ればそれなりのものができちゃうんじゃないでしょうか。
使用したソフト
『VOICEVOX』でキャラの声を作り『Clipchamp』で動画編集しました。
背景は『CLIP STUDIO PAINT（クリスタ）』で作ってます。
全部無料です！（そこはドヤるところなのか？）
声はけっこう頑張って調整しましたが、付け焼き刃な私の技術でこれ以上の棒読みの改善はどうにもできなくて諦めかけたんですけど、まあいくつかの声が重なればそれっぽくなるかな、ととりあえずいくつかの声を動画にしてみました。
そしたらですね、「まあまあいけるんじゃない？」という手応えを感じてそのまま作業を続けたんですけど……無料版の『Clipchamp』って作業したファイルの保存ができなくて、その場限りなんですよ！
つまり作り始めたからには仕上げなくてはいけなくなり、ちょっと遊び始めたつもりが一日動画作りをするはめになってしまいました笑
しかも日本語フォントは一つしかないし、ほんとは明朝体にしたかったんですけどね、そこはもう割り切りました。
もしこの方法に手応えを感じたら、今度は本気で作ってみたいです。
何にしても、ちょっとおもしろい試みなのではと思います。
どれだけ効果があるかはわからないけど、この作業工程がとても楽しかったので悔いはありません！
『VOICEVOX』も『Clipchamp』も、少し触るだけでそこそこなものが出来上がるので、使ってみてとても楽しかったです♪
そんなこんなな新刊『君がいなくなった日』、どうぞよろしくお願いいたします！
シリーズ１作目の『今度君に逢えたら』は、1月15日（月）まで、99円セール実施中です！
