くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

私が小説を書く時に大切にしていること

数日前のブログで、難しい文章に苦手意識があることを書きました。

kumitakan.hatenablog.com

漫画が大好きだったこともあり、この状態のまま読書嫌いになる可能性も充分にありました。けれど私は今、小説を読むことが大好きです。読書嫌いにならずに済んだのは、後に姉と兄が買って読んでいた、新井素子さん、赤川次郎さん、火浦功さんなどの作家さんのおかげです。

とくに兄が大好きで集めていた火浦功さんの「スターライト」シリーズは、何度も何度も繰り返し読むほど大好きでした。
とても読みやすい文体で、物語もしっかり面白く、ページを捲る手が止まらないとはまさにこのことで、読書感想文を書くために読まなければいけなかった読書とは違い、とても楽しく幸せな時間でした。
まさに「読書は楽しい!」を教えてくださった作家さんたちです。

小説を書こうと思った時にもう一度読みたくなり、「スターライト☆だんでぃ」を読みました。
大人になってから読むと想像以上に軽い文体で、小説を読んでいるというよりはむしろ、漫画を読んでいる感覚に近くて驚きました。

なので私は読みやすい文体、というものを意識して小説を書いています。
裏を返せば、難しい表現や言葉を使えないともいえますが!

私は自分の経験から、「読書は楽しい」と思えるきっかけとなるような、そんな小説が書けるように日々精進しています。

なので(正確には処女作ではなくなっちゃいましたが)私の人生で初めて書き始めた小説である「今度君に逢えたら」で、まさに私が頑張った部分に気づいてくださった感想をいただいた時、とてもとても嬉しかったのです!……なのでちょっと貼っちゃいますね。
佐藤さんありがとうございました!

www.satokazzz.com

文章も自然で読みやすいし、中学生か、小学生の高学年くらいなら読めるんじゃないかと思います。そして読書が好きになること間違いなし。ただ、ちょっとお父さん死にすぎw

(お父さん死にすぎちゃってごめんなさいw)
他にも「読みやすい」「あっという間に読み終わる」という感想をよくいただきます。
読みやすさを意識して書いているのでとても嬉しいです。

一度、自分は誰でも書けるような簡単な文章しか書けない……と落ち込んだことがありますが、読みやすさも武器だよ、と言ってくれた人がいて簡単に立ち直りました!
単純!

読みやすい小説から入って読書量が増えていくうちに、難しい本も読めるようになっていくんだと思います。
なので私は、読書が好きになるきっかけとなるような本を、これからも書いていきたいと思います。


▼学生の頃好きすぎて何度も読んだ小説。とくに「スターライト☆だんでぃ ぱにっく こねくしょん」の3冊はアホほど読んだ。

 

▼そういえば、新井素子さんの「星へ行く船」シリーズも大好きだった気がしますが、内容さっぱり思い出せません。
また読んでみたいな。(表紙が可愛くなってりゅ!)

 

▼読みやすいと評判(?)の、拙著。
 シリーズ完結したので是非♪