小説の出だしって大事だね
「ピピピピピピピピ……」
はいこれなんでしょう?
電子音っぽいですね。
答えは数行後に。
……なんてひっぱるものでもないんですけど(笑)
「でんしょのまくら」という素敵な企画がツイッターに流れてきまして!
詳細はこちらのブログをご覧ください♪
でんしょのまくら。 - Category of Happiness
http://ouki-bouichirou.hatenablog.com/entry/2015/04/03/180742
本の出だしの一文。
作家にとって、出だしの一文はとても迷うだろうし、考えに考え抜いた一文となっているはずです。
上記ブログの王木さんのまくら、素敵ですよね!
画像やフォントもバシーっと決まっていて、どんなお話しなんだろう? ってワクワクします。
私も出だしは相当頑張って考えました!
…………考えました!
……あれ? 考えたはずなんだけど!
そうです。ここで今回のブログの冒頭の一文です。
「ピピピピピピピピ……」
なんじゃこらー!
(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・
┳┳ヾ( ´ー`) ……。
えっとですね。
わたくしの小説「今度君に逢えたら」の冒頭の一文です。
→「今度君に逢えたら」サンプル
どうやら目覚まし時計の音っぽいですよ。
スーッと物語に入っていけるように頑張って書いていたと思います。
でもインパクトはないなぁって、この企画を拝見してから改めて自分の小説の冒頭を読んでみて思いました。
このシーンに入る前に、何かインパクトのある文章を持ってくるべきだったのか!
そんな反省がありました。
次回に活かしたいと思います!
忘れなければ!!
さて、次。
「華子ちゃん、知ってる? この森の奥には魔女がいるんだよ」
私の処女作である「記憶の森の魔女」という短編の方の出だしです。
→「記憶の森の魔女」サンプル
こちらは、まだ少しなんとかなってるかも、と思います。
な、なってるよね?(弱気)
会話から入るのもありだよね?
こちらならいい感じの画像とともに「でんしょのまくら」の企画に参加できそうです!
それでも、まだまだ修行が足りないなぁ……と、とほほな感じですが。
そこで、プロの方々の出だしはどうだろう!
って気になって、一番すぐそばにあった一冊の本を手に取り、冒頭を見てみました。
「その山は天地を貫く一本の柱だった」
ぎゃー! かっけー!!!
そうです、私が大好きな十二国記の短編集「丕緒の鳥」の出だしです。
たったこの一文で、久々に触れる十二国記の世界観がぶわーって、こう、ぶわーって蘇りますよね!
反省です……猛反省です。
出だしはあらららな感じな私の2作品ですが、サンプル(試し読み)はいい感じのところまで入っていて、狙ったわけではないのですが、ちょうどきりが良いところで終わってるなぁという感じです!
特に「記憶の森の魔女」は「ここまで入るといいなぁ」と思ったドンピシャなところまで入っていてガッツポーズ!
「今度君に逢えたら」の方は、欲を言えば、あともう数ページって感じでしたが、だいたいここまで入ればいいなぁってところまで入ってました。
出だしの一文は残念な形になりましたが、冒頭はやはり頑張って書いたところなので、ほんの少し読んでみて続きが気になったら……よろしかったらよろしくね♪
と、最後は宣伝して逃走することにします!(*ノェノ)キャー
なんかね、日本よりアメリカでの方が売れ行きがいいクミタですよ!(謎)
「ピピピピピピピピ……」
「華子ちゃん、知ってる? この森の奥には魔女がいるんだよ」