くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」を12話まで観てヤバい、ヤバいよーってなった件

ってゆか、相変わらずタイトル長すぎ! 何度かツイッタで、青ブタ、いいよーいいよーって騒いでいたわけですが、ついに溢れる思いがヤバすぎて、ブログに感想書いちゃいましたよ! 基本、大きなネタバレ無しで書いてますけど、気になる人は回れ右してくださいね。 本来なら、最終回を観終えて感想を書くべきなのでしょうが、もう、12話で、これまでのいろいろなアレがそうだったのかあああああ!ってなって震えたので、久しぶりにアニメの感想を綴ることにしました! 今期のアニメは個人的当たりが多かったですけど、私はこの青ブタが一番好きです! まず、"思春期症候群"というネーミングが面白いなぁって。 日常に、不思議を織り交ぜる、くみたの中で、創作の理念にすらなっているところにもピッタリ当てはまりますし、つまり、大好物ってことです。 成長過程でおきる、俗に言う思春期の、体と心の乖離だったり、心のモヤモヤだったり、心に受けた傷だったり。 本人がどれだけ辛くても、基本、目に見えないから周りに伝わりにくいものを、痣や傷といった目に見える形や、不思議な現象に置き換えて目に見える形にして、わかりやすくしているのがうまいなって。 実は私は、今でこそ、ラノベのアニメ化は喜んで観ていますが、はじめのうちは、ラノベの中でのテンプレ的な設定、例えば、親が海外出張とかで不在な家庭とか、「お兄ちゃん大好き♡」みたいな、極度なシスコン、ブラコンなど、そして主人公がとにかく面倒見がよかったり優しかったり、それは主人公だからそういうキャラ設定にしたほうがいいに決まっているのだけれど。 はじめは気になって仕方がなかったこのあたりの設定って、アニメをたくさん観ているうちに、そういうものなんだって気にしない方が楽しめることに気づいたので、もう、親が不在だろうが、ちょっと兄弟姉妹、仲良すぎだろうが、物語が面白ければ、まぁいいや、くらいに思ってきていました。 青ブタももれなくこの状態で、正直、こんな大変な状況で、親はどうした?とか、いやいや、いくらお兄ちゃん大好きでも、お布団にもぐるのはいきすぎでしょう、恋人じゃないんだから、とか、いくらなんでも、主人公だからって、咲太、面倒見よすぎでしょう、優しすぎでしょう、とか、どこか、頭の片隅でチラッと思っていたわけですよ。でも思春期症候群の話が毎回とても面白かったし、それらのよくあるテンプレ設定も少しの違和感はありつつも、気にはしていなかったんですよ。 でも!でもですよ!! その全てに、きちんと納得できる理由があって、もう、そこにまず感動しているわけですよ! その理由が、さらに物語を深めたし、泣かせにきたし、もう、やられっぱなしですよ!! 今までテンプレだと思っていたわずかな違和感が、「あっ、だからか……!」ってなるわけですよ! そして12話をすでに観た方はわかると思いますが、もう最後、切なすぎじゃないですか! 私がもとめていたリアルな兄妹のやりとりが、こんなに辛い展開になるとか、思いませんよ! で、なんですか? あと1話で"牧之原翔子"の謎までいけるわけがありませんよね? え、映画化ですか?つまり、牧之原翔子編は、映画館でということですか? えぇ、観に行きますとも!! だって、一番気になってたところですから!!!! いやほんと、くみたのツボをぐいぐい突きまくるアニメですよ。 とにかく、今期、一押しなので、みんな観ようね?(もう終わるけど)