くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

まめ、2度目にして血液検査に慣れる。

「うちの子、超怖がりなんですー」とずっと言い続けてきた、我が愛鳥マメルリハのまめ。

【参考資料】

note.com


飼い主はずっと、こんなに怖がりで通院とかできるんだろうか、診察や検査に耐えることができるのだろうか、なんて散々悩んでおりましたが、案ずるより産むが易しとはよく言ったもので、通院にもすっかり慣れて、慣れたら慣れたなりに大変なことになってまいりました。

先日、2度目の血液検査を受けたまめ。
結果は、脂質を押さえた食事に切り替えた効果が出たのか、値が下がっていたものもありますが、中性脂肪の値は変わらず高く、この子の体質的な問題もあるかもしれない、とのことで、このままお薬継続しながら様子を見て、時間をかけて治していくことになりました。体重、なかなか落ちないけれど、食べる量を減らすような食事制限はしなくてよいとのこと。よかった♪
ちなみに2ヶ月後に再び血液検査です。

 

実は鳥生(人生ではなく、鳥生)で、はじめて血液検査をした日。
だいぶショックを受けたようで、めっちゃめちゃ怯えてしまっていて、帰りの道中、物音しないし鳴きもしないし、家に帰ってカゴから出そうとしても、細くなって怯えて、いつもならカゴの扉を開けた瞬間外に飛び出るくらいの勢いなのに、手にも乗ろうとしない、かたくなに細くなって固まって、表情は怯えたまま。なんとかカゴから出しても、ちょっとパニックぎみに飛んだあと、やはり怯えた表情。しかも私は敵認定されたらしく、近づくと逃げてしまうので、しばらくそっとしてました。

……まあ、数分で元通りになり、私との友好関係も、何事もなかったかのように元に戻ったのですが、こんなに怯えたまめを見るのは始めてで、やっぱり血液検査は相当怖かったんだろうなぁ……と。

なので今回も大変だろうなと、がんばろうね、と。
どれだけ伝わっているかわかりませんが、まめに声をかけつつ通院。
しかしこの日はめちゃこみで、そこそこ待たされている間に、まめ、呼び鳴きが始まってしまったので、仕方なく、かごの隙間から小指を入れて、カキカキカキカキ。
羽をふわっと逆立てて頭を回し、自分が掻いてほしい部分を小指にあてて気持ちよさそうにしてました。

いや君、ここいちリラックスしてますな!これから血液検査だというのに!楽しい日々はもうすぐ終わりなんですよ?と思いながら、小指がつりそうになりながらも、ずっとカキカキし続けました。

さあ、問題の血液検査後です。
まめと対面すると、おや? いつもよりリラックスしてるように見えます。
会計を待つ間も、さすがに怯えて鳴きはしないだろうと高をくくっていたら、早々に呼び鳴き。

え、めっちゃ元気ですやん!

そこそこ大きな声で鳴かれてしまい、仕方ないので、頑張ったご褒美にカキカキカキカキ。

そして帰宅途中。
電車に乗ってしばらくすると「ぴ!」
あっ。
一度くらいならごまかせるか……と思った矢先に再び「ぴ!」

あっこれ、呼び鳴きエスカレートするやつだ!
と思って再びそっと小指でカキカキカキカキ。
はたからみたら、カバンに手を入れもそもそ動く怪しげなおばちゃん。
いやー!

これ、電車空いてる時間帯で、座っていられたからいいようなものの、混んでたらアウトな気がします。

さらに!最寄り駅から家までの道中!
これまで、歩いているときは鳴いたことがなかったんですよ。
なのに!今回は!めっちゃ元気!!!

もうね、今日一番の鳴きっぷりでして!
しかし私は歩いているため、カキカキできません!
あっでもこれやばい、周りの人も、どこからか間近に聞こえる鳥の鳴き声におどろきとまどいはじめている!!!

ということで、タオルをそっとはずし、目を合わせ話しかけ、怪しい人になりながら、足早に帰路を急ぎました!

一度声をかけたら、その後は静かになってくれたんですけど、マジで焦りました。
なんというか……いつの間にか、外出余裕になってました……
意外と適応力早かったです。

家についてからもまったく怯えた様子はなく、いつも通りで、ある意味逆に、次回の血液検査が今から不安でいっぱいです。

鳴いたらカキカキってのは、習慣化されてしまうのを避けたいのでできるだけ鳴いても無視を決め込みたいのですが、まめの呼び鳴きはそこそこ大きいので、周りの迷惑を考えると構わないわけにもいかず、ちょっと困ったことになってきました。
怯えちゃうのも可愛そうだけど、慣れ過ぎるのもいかがなものか、と思った今回の通院でした。