くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

【続】マメルリハのまめ、初めての病院。

というわけで、前回の続き!
病院に行くまでの日記はこちら。

kumitakan.hatenablog.com

 

呼吸音が気になり、病院に行くことになったまめ。
幸い、そんなに寒い日ではなかったけれど、念のため、ケージの下には『レンジでゆたぽん』を忍ばせた。

ストレスのはけ口として、噛み噛みできるように、ティッシュを止まり木に結んだ。
外からの刺激を避けるため、上にタオルをかけていた。
道中、ところどころで、タオルをチラッとめくりながら、まめに声をかけていたんだけど、体はシュッと細くなり、まんまるお目々なまめとしっかり目は合うけれど、動かないし固まったままで鳴きもしない。ただじっともの言いたげな瞳を向けられるだけだった。

【参考画像】
 過去に撮影した、お散歩中のまめ。
 緊張しているときは細くなって斜めになったまま固まる。


めげずに「一緒にいるからね~」というアピールを繰り返す飼い主。
「いいお天気でよかったね~」と、なんとか楽しいお散歩な雰囲気にもっていこうと必死な飼い主。
はたからみれば、小さなかばんに話しかける怪しいおばちゃんである。

そんなこんなで駅に到着。
いやぁ、なんというか、改めて思うけど、ほんと駅ってやかましいよね……いろいろな音が混じり合う。
ホームに電車が入ってくるときは、少し前からまめに「大丈夫だよー怖くないよーびっくりしたねー」などの声をかけつつ、怪しいおばちゃんMAXになりながら乗車。空いている時間帯なので席に座り、チラッとタオルをめくるも、相変わらずの無反応。つぶらなまんまるお目々で「じぃー」と見つめられるだけ。

そんな感じで、行きはずーっと緊張した面持ちのまめだった。

病院につき、受付をすませると、なんと「インコちゃんお預かりします」と言われ、その場でバッグからケージを出す(この対応は初回だけだったみたい)。

満を持して登場したまめ、最高潮な細さで、しかもめっちゃ呼吸が早い。

「うーん、呼吸が早いですねー」と受付のお姉さん。ですよねー……。
「緊張してるんだと思います……」と飼い主。いや、呼吸器系が心配でみてもらうわけだけど、これはあきらかに普段のまめではないです、はい……。

そして予想外に、早々にまめと別れることになった飼い主。
待合室でそこそこ待っていたけれど、まめは大丈夫だろうかとめっちゃ不安。

ほどなくして呼ばれ、診察室に入る。

ちょっと緊張がほぐれたっぽいまめとご対面!
先生はとても優しそう。

そして、なんとストレスの捌け口として結んでいたティッシュが早々に噛みちぎられ、下に落ちていた。……激しい……。

心配な呼吸音のことを話したり、問診しながら体重測定。
32グラム。

あれ!? いつもは30グラムなのに!
と思ったけれど、そういえば体重は朝起きたときに測っているので、そこからご飯を食べると32グラムになってたのか!

その後、ケージにスッと手を入れた先生にあえなくつかまり、魔法のような手さばきで触診されるまめ。されるがまま。めっちゃおとなしい。

「うーん、肉付きがいいねぇ。あと1、2グラム落とそうか」

まさかのぽっちゃりさんだった!!!
そんなとこ飼い主に似なくていいよ!

鼻水もみてくれたけど大丈夫とのこと。
もうひとつ心配していた羽かじりも、そんなにひどくないね、と言われる。分離不安が強いことを伝えると、難しいよね、仕方ないよね、と。
なにか指導されるんじゃないかとドキドキしてたけど、めっちゃ先生優しい……
そう、難しいんです……。これからも頑張ります。
しかし、うちのまめ、そこそこ羽かじっちゃってる方だと思っていたけど、そんなに酷くないんだ、とちょっと安心。

それから、今のまめは、シードとペレット半々くらいなんだけど、ペレットを7割にもっていきましょう、とのこと。そうすると、ネクトンなどのビタミン剤をあげなくてよくなるそう。

まめは野菜を食べないので、ネクトンSを時々あげていた。
今のまま半々にするなら、ネクトンは少し薄めにして、毎日あげるほうがよいらしい。(ビタミンはとりすぎてもよくないけど、毎日とった方が良い)
シード系はおやつにして、ペレット7割にしたほうがよさそうだね。

診察で呼吸音の異常は見られなかったけど、一応レントゲンをとることになる。
もってくるように言われていた今日の💩を提出して、再びまめと別れ、私は待合室へ。

もうね、この待ってる時間がしんどくて耐え難い。
そんな中、診察室の方から聞こえてくる「ピューイ♪」って声に、待合室のどこかから「ピュー♪」って応えるように可愛い鳴き声が聞こえて、めっちゃ会話しとりゅ!可愛い!ってほっこりするなどもした。もしかしたら「助けてくれ!」「俺もやばい!」みたいに鳴いてたのかもしれんけど。

そんなこんなで再び呼ばれ診察室へ。
まめと二度目のご対面をする飼い主。
今度はケージの下に敷いていたキッチンペーパーが、かじられめくられ、えらいことになっていた……激しい……。

💩の結果は異常なし!
レントゲンの結果は、軽度の肺炎だった。
水に溶かして飲むお薬を処方して経過をみることになる。
レントゲンをとるときも、呼吸は苦しそうではなかったので、あまり酷くないと言われ、ほっとする。
そしてもうひとつ不安要素が。肝臓が少し大きくなっているとのこと(肝肥大)。

ただの脂肪肝かもしれないけれど、呼吸器系と肝臓を悪くする病気として疑われるのが「オウム病」で、他にも、可能性は低いけど「鳥結核症」も疑われるので、念のため検査をすることになった。1週間分の💩を集めることになる。
血液検査もしてみないと詳細はわからないけれど、血液検査は体に負担がかかるので、まずは肺炎を治してから。

というわけで診察終了。
水に溶かして飲むお薬をもらって帰る。
飲ませるコツは、他に飲み水を用意しないこと。
美味しくないんだろうね……頑張ろうね……。

そして会計を待つ間は、待合室でまめと一緒に待機。
なんと、これまでずっと大人しかったまめだけれど、ケージをめっちゃかじかじかじかじかじかじかじかじ、時々移動したりなんだりで、カシャンカシャン終始音がする。
飼い主、たまらずかけていたタオルをどかし、まめとアイコンタクト。うおおお、めっちゃ睨まれている気がする……。

たまらずタオルを被せると、タオルの上にのせた手を、タオルごとかじかじかじかじ。
うむ、よく頑張った。思う存分噛むがいい。

なんかね、時々「ピューイ♪」って可愛い声があちこちから聞こえるんだけど、まめだけ

かじかじかじかじかじかじ
カシャン!カシャン!!

ってもう、落ち着きない子全開で可愛かったです。(親ばか)

帰りは、外を歩いているときは相変わらずめっちゃ大人しく固まっていたまめだったけど、電車に乗っている間はずっとタオル越しの飼い主の指をかじかじかじかじ。動くようになっただけ、おばちゃん嬉しいよ。

家のすぐ近くまで来た時に、もしかしてこのあたりなら、お散歩してたときの景色を覚えてるかなって、タオルをめくって「もうすぐおうちに着くよ~」と声をかけたら、はじめて「ピュピュイー♪」って可愛く鳴いてくれて!え!やっぱこの子、言葉理解してるじゃん!って嬉しくなった親ばか飼い主、略して「おやばかいぬし」爆誕

ほんとはお薬のことも書こうと思ってたけど、これまた長くなっちゃったんで、続きはまた!

てっきりおばちゃん、今回の件でまめに嫌われちゃうかと思ったけど、この日はいつも以上にめっちゃ甘えてきて可愛かった♪
おやばかいぬし!!