本はあまり読まないことで有名なKANさんが、最後まで読みとてもおもしろいとおっしゃっていた藤岡みなみさんのエッセイ。
60年の人生で、
— KAN_official (@_kimuraKAN) 2022年10月17日
最後まで読み切った本、といえば、
両手で数えられる程度という、
読書力が極めて乏しい、そんな私が、
完読しました。
【パンダのうんこはいい匂い】
藤岡みなみ 著
とてもとてもおもしろかったです。@fujiokaminami #kimurakanhttps://t.co/JEUB9rmkn9
あのKANさんが読書を!?
しかも完読!?
ということにも驚いたけれど、なんといってもこのタイトル。
惹かれないわけがない!
KANさんがきっかけで手に取ったエッセイだけど、出会えてよかったと思えるエッセイだった。
ずいぶん前に購入し、少しずつ読み進めていた。
2つ3つ読んだ段階で、藤岡みなみさん自身に興味が湧き、ツイッタXをフォローし、今ではすっかり藤岡さんのファンになった。
繊細で、優しくて、全体的にほわほわしているのに、芯はとてもしっかりしていて、驚くほどの行動力!そしてめちゃくちゃチャーミングときたもんだ!
そんな藤岡さんが綴る世界はとても広く、私を未知の世界に連れていってくれる。
旅行と縁遠い人生を歩んできた私にはとても刺激的で楽しい話ばかりだった。
好奇心はあるのに行動力が伴わないコミュ障の私には、藤岡さんの行動や言動が輝いて見えて、そのバイタリティに憧れる。
知らない世界を疑似体験できる読書は本当に楽しい。
(そして時々、めちゃめちゃ共感できるお話もあったり!)
私もこんな異文化コミュニケーションをしてみたい!
ちょっと怖いけど!
かと思えば、とても身近な場所にもある異文化。
当たり前の日常の中に、自分のすぐそばに、異文化はあると気づかせてくれる。遠くに行かなくても、異文化コミュニケーションはできるのだ。
知らないことを「面白がる」ことが、異文化を楽しむコツなのかな。
それなら私にもできるぞ!
笑ったり泣いたり、いろいろな感情を揺さぶられる一冊。
心はほっこりと、そして元気をもらえる、おすすめのエッセイです。