くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

なりたい自分になるために

少し前に、長い人生の中で積み重ねてきたものがひっくり返るような出来事があった。
精神的にボロボロになったけれど、その件をきっかけに気持ちに大きな変化が訪れた。
大嫌いな自分を少しでも好きになれるように、過去の自分と向き合い、自分を変える努力をしていたときに起こった出来事なので、結果的に私にとってそれは、大きく前進するきっかけとなった。

情けない自分と向き合う作業は辛かったけれど、逃げずに立ち向かったからこそ勇気を出すことができたし、ボロボロになってもまた前を向こうというポジティブな気持ちが湧いてきたのだと思う。
自分を大切にすることができれば、何度だって這い上がれる。

ご飯も食べれず、好きな創作もできず、涙ばかり流れて笑顔すら作ることが難しかった。自分でもこれはまずいと思えるほど弱ってしまったけれど、私にとって必要な体験だったのだと思う。
ものは考えようだね。

他人軸で生きてきた私は、これまで自分より他人を優先し、いつも自分を後回しにして自分を大切にすることを怠ってきた。
自分のことを考える余裕もなかったし、自分さえ我慢すれば全てうまくいく、というかそうするしか選択肢がないと思っていた。
視野も狭かったし、知識も足りなかった。
どうしてこんな人間になってしまったのだろう、と考えたとき、それは小さい頃に植え付けられていた呪いのようなものと、いつの間にか洗脳のように少しずつ蓄積してきたものがあることに気づいた。
原因がわかれば対応ができる。なりたい自分になる努力だってできる。

周りが幸せになってからでないと自分の幸せはないと思っていた。
でも、自分も幸せになりながら、周りも幸せにしていけばいいのだと気付いた。
まだ必死に変わろうとしている最中なのだけれど、少しずつ変わってきていることを実感している。

私の目標は、最期に「楽しい人生だった」と笑顔で幕を閉じることだ。