ただいま連載中の小説『君と創る世界』を読んでいただいている皆様、本当にありがとうございます!
反応いただけるだけで、飛び上がるくらい嬉しいです♪
今日は『君と創る世界』のちょっとしたこぼれ話を……
お話を読んでいなくても、全然問題ない内容です。
前にも少しどこかで話しましたが、このお話は、もともと、Kindleで出版している短編集『おもちゃの指輪が絆ぐ時』に収録する予定で書いていた短編でした。
『バグ少女』1244文字。
— くみた柑 (@KumitaKan) 2019年8月7日
短編集に入れる予定の話を書き始めた。
ちなみに今日できたプロットは、過去にちょろっとツイートしたことがある羽っ子のお話。気持ちが熱いうちに、早めにこれも本にしたい。(早めに本にしたいけど、執筆スピードがあがるとはいっていない)#くみた進捗
5年前に書き始めてますね。
この時の仮タイトルは『バグ少女』でした。
そして……
『バグ少女(仮)』12504文字。ざっくり書き終えた。#くみた進捗
— くみた柑 (@KumitaKan) 2019年8月28日
当初、12000文字だったこのお話。
現時点で150000文字です。(?)
私の初稿はいつもそうなのですが、描写が全然足りていないので、今はせっせと描写を書き足している状態です。
ってことで、今後、この数字はさらに増えていくと思います。
自分でもびっくりなほどの長編になってしまいました!
今日までに更新した3話分が、もともとのお話でした。
当時、初稿を読んでもらった仁さんから「ようわからん」という返答をいただき、当時はこれ以上どうにもならんな?とそこで短編集に入れることを断念しました。
#くみた進捗
— くみた柑 (@KumitaKan) 2019年12月22日
仁さんに送ってた原稿の感想きた!
『バグ少女(仮)』→ようわからん
はい!これをもって、バグ少女はボツとさせていただきます\(^o^)/
なんてか、これはもう今は無理なので、忘れた頃に読んで何かひらめくまで寝かせておきます…。
_:(´ ཀ`」 ∠):_
そんでね、今年のはじめ、『君がいなくなった日』の執筆&出版を終えて一息ついたときに、あっちこっちにバラバラしていた書きかけの文章やネタをまとめながらいろいろ読み返していたら、『バグ少女』が出てきたんです。
読みながら、そういえばこんなの書いてたねぇ……あれ、これ、どこまで書いたんだっけって読み進めてたら突然終わってしまって、
「!? なんもわからんやないか~い!!!」
って自分の作品に自分で盛大に突っ込みました!笑
いや、もちろん私、この世界の設定、知ってるんですよ。
作者なもんで。
ただ、長い事寝かせたおかげで、一読者として読むことができて気づけたっていうか笑
当時は、長いお話の中の、この一部分だけ書けば、なんかちょっと謎っぽくふんわり終われて余韻もあっていいんじゃない?とか思ってたことを思い出しました。
何もわからん!笑
いやぁ……あらためて、寝かせるって大事だね……笑
ってことで、じゃあちゃんとこのお話、まるっと書くか!
そんな感じで本腰入れて書き始めたらこの長さになっちゃいました笑
12000文字で語れる世界じゃなかったね。
短編をつなげると長編になるし、長編のある部分を切り取ると短編になると私は思っていたんですが、切り取り方を間違えるとこうなるのね笑
作品って、旬があったりするじゃないですか。
だから、あんまり長いこと寝かせておくと、旬とか時代が過ぎちゃって、自分の中の熱も冷めちゃって、もう書けなくなっちゃうから、思いついたらとっとと書きなさい!
っていう意見も正しいと思うのですが、私の場合、こうして昔に作ったプロットだったり文章だったりが、長い時を経て、ちゃんとした物語になることが多くて。
なので、思いついたら書いて、違うなと思ったら寝かせておく。
それでいいんだなって思いました。
そういえば拙著『今度君に逢えたら』も、ずっと昔に考えたプロットが偶然発掘されて、こんなお話考えてたね。ちょっと書いてみようかな、から始まりました。
まだたくさん、書きかけのものとか、ちょっとしたプロットやネタがたくさんあるので、熟成させておこうと思います♪
(そういえば、冒頭のツイにあった羽っこのお話は、プロットはできましたが世界観が全然固まらなくて、ハイファンタジー恐るべし。で止まっています。あっこれ、今の自分の力量じゃ書けないな?と気づいちゃいました笑
ひとまず熟成させとこうね笑
このツイみて、存在を思い出しました。このお話も、いつかきちんと書けたらいいなぁ)