くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

人の目に触れることなく消えていくキャラ

さわやかな秋晴れの昼下がりに、もの悲しいタイトルで失礼します、クミタです。
皆さま、ごきげんよう

今日は、もうこの世に出ることはなくなってしまったけれど、ちょっと愛着があった子(キャラ)とのお別れをしたいと思います。
なんて書くと仰々しいですかね?

掟上今日子の備忘録、面白いですよね!
ガッキー可愛すぎでしょう!
話も毎回、面白くって、ガッキー可愛すぎでしょう!
つまり、ガッキー可愛すぎでしょう!
おっと、大丈夫です、ちゃんと話は続いています。

まずはこないだ呟いたツイッターから。

とまぁ、そんなわけで、今回お別れするキャラはこの「御久地 凶(みくじ きょう)」くんです。
まぁ名前から想像するに、運悪そうですね(笑)
実際すごく運が悪い設定で、とりあえず外を歩いていれば頭の上にフンが落ちてきます。
こんな感じで。

画像
画像
画像

この漫画は、だいぶ昔に非常にゆるく始まった連載で、私の絵を描くスピードと体力の無さから、2009年の2月、あっという間に放置されてしまった幻の黒歴史です。
プロット自体はそこそこ続きを書きためていたので、実は小説を書くようになってから、この作品もいつかは超超ライトなノベルとしてリメイクできたらなぁと頭の中でぼんやり考えてました。
でも、ドラマで厄介くんを初めて見た時「うわぁ!凶くんだ!」と思ったほどに設定が似ていて、このままリメイクしても劣化版もしくはパクリと思われてしまうなぁ、ということで、私の中でこのキャラは永遠に封印することにしました。

歩くだけで頭の上に鳥のフンが落ちてくる男の子なんてキャラ、絶対かぶらないよと思ってましたが、やはりどこかしら設定ってかぶるものなんですね。
キャラ自体は封印しましたが、プロットはいつか何かどこかで活かせたらいいなぁと思いつつ。
でも凶くんと鈍子ちゃんの特異体質(?)を活かした話だったので、片方が欠けてしまったら難しいかな…。
作者の頭の中で生まれたキャラが、誰の目にも触れずにこの世に産まれる可能性がなくなるって、なんかちょっと悲しなって思いました。
凶くんはちょっと思い入れがあったキャラなので、ここに生きた証を残しておくことにしました。(チーン)

「今度君に逢えたら」も、実はずーっと昔にプロットがあって、いつか漫画に描こう!と思いながら、絵を描く気力と体力がなくずっと放置され続け、何年か後にプロットが偶然発見され、絵で描けないなら字で書けばいいじゃない的に気持ちを変換し、実際に書いて世に出した作品でして。
小説にしよう!と思い立たなければ、「こんきみ」キャラたちは、きっと永遠に人目に触れることはなかったんだなぁって思うと、あぁ、頑張って書いてよかった!って思います。

作家さんの中にだけに生き、世に産まれることができなかったキャラたちって、実はたくさんいるんだろうなぁって思いを馳せると、ほらなんかちょっとセンチな気分に。
私はできるだけたくさんの作家さんたちの子どもに会いたいです。
(読むの遅いけど!)
なので皆さん、じゃんじゃん書きましょう♪
(凶くんもここに書いたことで、一応、世に産まれたことになるかな♪)

↓なんとか世に産まれることができた子(キャラ)たち。  
よかったね!