少し前に再放送していたドラマ『眠れる森』を見た。
もうずいぶん前のドラマなのに、ストーリーも、結末も、ここぞってところの台詞も覚えていて、それなのに最後まで楽しく見ることができた。
正直に言えば、１話は、キムタクがあまりにキムタクすぎたのと、ミポリン（この呼び方でなければならぬ！）の演技が、あの頃の独特な空気感を醸し出していて、非常にむず痒くてうわあああとなったんだけど、２話目で慣れたしそこからのストーリー展開が面白くて気にならなくなった。
結末を知っているから、仕込まれた伏線にも気づきやすいし、初見では気づけなかっただろう何気ない台詞の意味もわかって、やはり面白い物語は何度見ても面白い。
ドラマのタイトルは覚えてても、内容は忘れちゃったりしているものが多い中、このドラマは内容も結末もしっかり覚えていたので、当時の印象がよほど強かったんだろうなと思う。
もう一度見ることができてよかった。
