先日、介護保険証の更新があり、担当者会議を開いた。
いろいろな聞き取りのあと、要介護5になる可能性もありますね、とケアマネさんに言われていたとおり、届いた介護保険証の介護度は「要介護5」になっていた。
要介護5、というと、寝たきりをイメージしていたけれど、そんなことはないんだなー。
母は自立歩行はできるけれど、それ以外では、常に誰かの手を借りている状態。逆に、一人で自由に動き回れるので、見守りが大変そうだ。そして、担当者会議で知ったことだけれど、介護拒否もそこそこあるようだ。確かに気持ちにムラがあり、今笑顔で話していた、と思っても、突然表情が曇り不穏になることがある。
会話なんて、もう、とうの昔にできなくなった。
最近ではなんと表現したらいいかわからない擬音が、会話の中にたくさん混じる。
語彙もどんどん少なくなる。
でもまだ、笑顔が見れるだけいい。
そのうち、言葉も表情もなくなってしまうのだろうか。
転倒して後頭部を打った時、その後少し元気になった、とこのブログにも書いたが、その元気もしばらくしたらいつも通りになっていた。脳がゆさぶられたショックで、たまたまどこかの回路が通じた、とかなんだろうか?
脳って不思議。