くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

痛みとともに

いつも眠る前に、お布団の中に入ってSNSをなんとなく見るのですが、昨晩はインスタを開いた瞬間、KANさんのお写真がたくさん流れてきてびっくりして、そのままいろんなKANさんを追いかけているうちに、また涙が溢れてきてしまいました。

インスタは、少し前に創作用のアカウントを作ったものの、ほとんど放置の状態で、たまにフォローしている人の投稿を見て、おすすめに流れてくる本やイラスト、料理とかストレッチ動画に「いいね」をつけていたのです。

それが昨晩、急にインスタにKANさんが溢れていて、心の準備ができないままに、たくさんのKANさんの笑顔に触れた瞬間、感情が爆発しました。
最近曲を聴いたりお写真を見ても、だいぶ心が安定してきたと思っていたのに、まだ全然でした。

そういえば前回インスタを開いたとき、KANさんのご友人である写真家さんをフォローして、その方が撮影したKANさんの写真の何枚かに「いいね」をつけたのでした。
その方が撮影するKANさんのお顔は、いつものように暖かいのだけれど、私がこれまで見てきた、テレビや雑誌でのお顔とどこか雰囲気が違い、ドキッとする素敵な表情ばかりです。
気のおけない友人にだけ見せる、プライベートなお顔なのだろうなぁとなんとなく思っています。

今の気持ちをうまく言語化できないのですが、毎日何かしらKANさんに触れていると、この星にもういないなんて信じられないし、とても近くにKANさんを感じます。
けれどふと、もうKANさんの新曲を聴くことも、ライブで生のKANさんにお会いすることも、そしてツイッタXにお題がツイートされることもないのだと気づき、心が掻き乱されるように辛くなります。

ここ数日、ようやく涙を流さずにKANさんの曲が聴けるようになってきた、と思っていたところに、ふいうちインスタ写真にやられてしまいました。
きっとずっと何年経っても、こんなふうに、ふいにふとKANさんがいないことに気づいて涙するのだろうなと思います。

しんどいけど、KANさんを忘れてしまうよりは全然いいのです。
なので、この痛みは一生大切にしていきたいと思います。