くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

自分から誘うことが苦手

今日はちょっとネガティブなお話です。

ツイッタXのタイムラインに流れてきた「尊敬している人はいるか?」という問いかけに、すぐに頭に浮かんだ人はもちろんKANさん。

そしてもう一人すぐに思い出したのが、私がとても不安でいっぱいな時に、どこからともなく現れ、さっと手を差し伸べて救ってくれた女性。

とてもおおらかで、いつも笑顔で行動力があって、優しいけれど決してそれを押し付けるようなことはなく、本当に本当に素敵な人。

その人と一緒にいることができた期間は数年で、その人が引っ越してしまってからは年賀状だけのお付き合い。本当はお会いしてまたたくさんお話したいけれど、勇気が出せずにいる。

これはその人に限ったことではなく、私は自分から人を誘うのがとても苦手なのだ。誘われたら喜んで参加するけれど、自分から行動は起こせない。

コミュ障だから、というのもあるけど、まだ広く浅く交友関係があった学生の頃から、私は自分から友達を誘うことができなかった。
誘われたら行くけど、自分からは誘わない結果どうなるかというと、だんだん関係が薄くなり、いつかは関係が途切れてしまうのだ。

悲しいなと思いつつもやはり自分からは行動を起こせない。
これは小さい頃に植え付けられた自分の自信の無さからきていて、ここだけはどう頑張ってもなかなか変わらない。

恐らくその人に「久しぶりに会いましょう!」と具体的に話を進めれば、簡単に会えることはわかっている。そういう人なので。

でも心のどこかで、

親しいと思っているのは自分だけなのでは?
急に会いたいなんて言ったら迷惑になるのでは?

という感情が、行動にブレーキをかける。
それほど「人を誘う」ということは私にとって、とてもハードルの高いことなのだ。

お会いするまでのやりとりや段取りを考えるだけで心が疲れてしまって先に進めない。
本当に情けないけれど、これだけ長く生きてもこの部分だけは全然変わる気配はない。
全体的にはだいぶポジティブになれたと思うけど。

いまだに、その人に救われた日のことを思い出す。
たくさん心を癒やしてもらって、いろんなことを教えてもらって、辛い日々を楽しい思い出に変えてくれたその人に、私はもらってばかりで何も返せなかった。それもまた、会いたいという思いにブレーキをかけてしまう一つ。今会ったとしても、私からはその人に何も返せない。

そんなこと気にせず、会ってしまえばいいのだろうけど、こうしていろいろ考えすぎていつも立ち止まってしまうのはもう昔から。
もっと気楽に生きれたら、人生楽しめるのだろうなと思う。