これを実写化しちゃったかー！と思いつつ、そんなに期待せずに観た映画『わたしの幸せな結婚』がとてもよかったです。
ツイッタXで、舞台となった建物等すべてがとても美しいというRTがまわってきて興味を持っていました。これはロケ地が気になりますね。
だいぶ物語を端折っている感じがありますが、全体的にまとまっていてとてもよかったです。
異能物は実写化すると陳腐になりがちだけど、めちゃめちゃ迫力があってかっこよかったです。
そして、今田美桜さん大好きなんですよ！めちゃめちゃ可愛かったです♪
アニメ版の『わたしの幸せな物語』を観ていたとき、ちょうどメンタルぼっこぼこな時だったので、美世が優しくされるシーンでありえないくらい号泣し、良いシーンのはずなのに見るのが苦しくてしんどかったことを思い出しました。
今回はそのシーンも普通に見ることができてよかった。ときどきほろりと泣いちゃったけど！
物語で、理解のある彼氏くん、彼女さんが出てくると途端に冷めてしまうという人の意見をきいたことがありますが、理解のある誰かが主人公のそばに現れるからこそ物語になるのですよね。しんどいときに寄り添ってくれる人がいるだけで頑張れる。
でも現実ではそんな都合よく助けてくれる人なんて現れないし、一人でなんとかしなくてはいけないことの方が圧倒的に多いし、信頼していた人に簡単に裏切られる。
自分がしんどいときにこそ、しっかり寄り添ってくれる人が自分にとって本当に大切な人です。親でも、兄弟でも、友達でも、恋人でも、そんな人が一人でもいる人はとても幸せです。
長いこと生きてると「神様ってどっち向いて立ってるんですか？」と問いたくなることがたくさんあり、現実では物語のように都合よくそんな素敵な人はなかなか現れないけど、頑張っている人のもとにはいつか幸せがおとずれる、そんな世の中であってほしいです。
「神様ってどっち向いて立ってるんですか？」の歌詞が出てくる
KANさんの『ロック試練の恋』
