くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

絵と小説、上達への近道

時々、2005年頃に書いていた絵日記を、このブログにコピペしているのですが、書いている内容は自分の気持ち的にはあまり変化はなくても、文章の書き方がだいぶ変わったなぁと思っています。

この頃は毎日絵を描いていたので、絵の成長を一番感じていた時期でした。
絵チャでもよく絵を描いていたので、うまい人が絵を描いていく過程を見ることができたのはとても勉強になりました。
毎日何かしら絵を描いていたので、継続して続けるということが遠回りなようで上達への近道なのだろうなと思います。

文章もそうで、2005年頃から日記を毎日書き、そしてそのうち小説まで書き始めてしまい、今でもこうして、毎日何かしら文章を書いています。
いまだに全然うまく書けないけれど、2005年の自分と比べれば上達していると感じることができます。

絵も小説もずっと自己流で来てしまった私ですが、継続していたことで少しずつ成長できました。

継続が上達への近道、とは言いましたが、それでもさらに近道はあって、それは何かといえば「上手な人の真似をし、上手な人から学ぶ」ことです。

絵で言う「模写
小説で言う「写経

と言いながら、私、絵を見て真似て描いたことはあっても、きちんと模写したことはないし、写経においては、まだ1冊しかしたことがありません。

ただ最近、イラスト方面において、私が小さい頃から十年くらいかけて毎日コツコツ自己流で描いていた日々をほんの数ヶ月で駆け抜けていく若者を見て、うお!上手い人からの教えと模写ってめっちゃ大切なんだな!と気付かされました。

今はプロの方がYoutubeなどでとてもわかりやすく絵の描き方やポイントなどを教えてくれますよね。的確に最速で上達する方法を惜しみなく教えてくれます。ああなんて素晴らしい時代……。

小説はどうなんでしょう?
イラストのときのような、近くでリアルに爆速で成長していく人を見ていないのでわかりませんが、やっぱり小説の世界でも爆速で上達する方法はあるのでしょうか?

小説の書き方を学ぶ系の本は読んだことがありませんが、小説の場合は、自分が好きだと思う作品をたくさん摂取した方が、物語の構成や伏線の張り方、話の盛り上げ方などがわかるのではと思います。
もちろん小説を書く上で最低限の作法は学ぶ必要はありますが、小説の場合の「プロから学ぶ」というのが「写経」なのではないかなと思いました。

……といっても、まだ1冊しか写経してないんですけど、読んだことがある作品だったのに、写経すると改めて「地の文と会話の割合ってこのくらいなんだ」とか「こんな表現方法があるんだ」とか、読んでいたときとは違う学びがたくさんあったので、大変な作業だけれど、とても意味があると感じました。
写経はこれからも隙を見つけてやりたいと思うのですが……とにかく時間と労力がかかるのでやりたくてもなかなかできなくて悲しいです。

今はちょっと検索すれば、素晴らしい絵や文章に簡単にたどり着けるので良い時代ですよね。


実は今日の日記も、高山さんのnoteを読んで浮かんだことをつらつらと書いたのでした。
私は、誰かの文章を読んで、そこから思考が膨らみ広がることが多いです。
すると文章を書きたくてうずうずしてきます。
高山さんは書くことに関する記事を毎日書いてくださるので、いつも刺激をいただいてます。ありがとうございます!

note.com


上達したければとにかく手を動かす。
最終的に、やはりここに行き着く気がします。