くみた柑のオキラクニッキ

時々オキラク、時々マジメ。基本オキラクだけど、人生ってきっと厳しい。

マメルリハのまめ、通院の記録

まめ、ただいま脂肪肝の治療中でございます。
ここまでの経緯をまとめようまとめようと思いつつまとめていなかったので、前回の記事の続きを書こうと思います。

これまでのまめの通院記事はこちら↓

kumitakan.hatenablog.com

 

kumitakan.hatenablog.com

 

初めての「薬水」

さて、粉薬です。
お水に溶かして飲むんですけど、薬水をのんでもらうコツは、他の飲水を用意しないということだそうで。
飲んでくれるのだろうか……。

早速お薬が入ったお水をガブガブ飲むまめ。おお!いい子!少し間を置いて、もう一度お水を飲むまm……ブンブンブン!と急に頭を振りまくり、いやあああと逃げ出しました。……美味しくないよね、そうだよね。ちょっと気づくの遅くない!?

その日は、お水を飲もうと近づくも、中を覗き、白く濁っている様を確認すると「いやああ」とばかりに逃げてしまい、全然飲んでくれません。

さすがに💩がだんだん固くなってきました。うおおお、こんなカピカピな状態の💩初めて見たよ!ってか、脱水怖いよ飲んでー!

結局根負けしたのか、夕方頃にやっと、何度も何度も水を覗き込んでから、一口飲むも、「うわッ、まずッ!!!」という顔して頭ブンブンして逃げて、それでも少しずつ飲んでくれるようになりました。もちろん飼い主、飲んだらめっちゃ褒めまくりですよ!
ほんと、めちゃめちゃまずいって顔するの。インコちゃんって表情豊かよ。

さて、夜です。
ここで問題が発生しました。

いつも夜は、寝かせる前に新しい水に替えているんですけど、薬水は一日1回分しかない!寝る前にちょっとペレット食べてからお水を飲むこともあるし、夜だか朝だかにお水飲んでるっぽいし(💩の状態から)、えーでもこの半日経った薬水をそのまま入れておくのも衛生面で不安……と思い、今晩だけは普通のお水を入れて、明日からは夜用の薬水をあらかじめ分けておいて、冷蔵庫で保管することにしました。

で。

普通のお水を入れた結果。

まめ、お水をセットした瞬間に凄い勢いで近寄ってきて、お水をガブガブっと飲み、

「チュィィィイイイイイイーーーーー♪♪!」

って喜びの雄叫びあげてて、めっちゃ可愛かったw
もうね完全に「うめえええええええええええええええ!!!」って叫んでた(笑)
全身を使って表現してた(笑)

あれは動画で永久保存したい可愛さだった。
ごめんよまめ。明日からまたずっと薬水なんだよ……。がんばろうね。

 

病気の経過

症状から疑われた病気、「オウム病」と「鳥結核症」は、検査の結果、どちらも陰性だった!よかった!この、結果が出るまでの1週間ほど、ほんと気が気じゃなかった……。

肺炎の症状がよくなり、呼吸音も正常になったので、年明けに血液検査と、もう一度レントゲンを撮りました。
その結果ついた診断名が「脂肪肝」。
人間で言うメタボ。ああ……これはもう飼い主の責任。

体重を減らすためにダイエットもがんばっていて、おやつにあげていたひまわりの種は一日2粒。主にご褒美としてあげていた麻の実は4粒までと減らしていたけれど、食事の指導をしていただいたとき、ひまわりの種も麻の実も、一日一粒まで、と言われました。ああ、そんなに減らさないとだめなんだね。

まめをお迎えしたペットショップで、シードと、これをあげていれば大丈夫、と言われて購入したハムスター用のおやつの中に、ひまわりの種がたくさん入っていて、ペットショップにいるあいだも、このおやつが常時ケージのすみの餌入れに入っていたし、なんの疑いもなくあげていた。途中で、カロリーのとりすぎになるからよくないという情報を得て、ひまわりの種の量を減らしたけれど、その話をしたら、やはり幼少期のころたくさん食べてしまっていたことも影響していると言われ、めっちゃ落ち込む……。

無知って罪だ……。
人間もそうだけど、鳥さんも、食生活大事だよ!

っていうか、ペットショップのおじちゃん、教えておくれよ……。
当時マメルリハの情報って少なくて、少しずつネットで調べて、途中、マメルリハは小さいわりにたくさん動くから、ひまわりの種みたいな高カロリーなものもあげた方がよい、みたいな記事にも出会っていたし。
早々に病院で健康診断受けてたらよかったんだよね。そこでいろいろ教えてもらえていたら、と後悔ばかりで、ちょっと涙出てきちゃったよおばちゃん。必死にこらえたけど。

あっちではこう言ってるけど、こっちではこういってる、どっちを信じたらいいんだ!みたいなのもあるしね。
ちなみに私は、海老沢先生のTwitterYoutubeを知ってから、本当に多くの知識を得ることができたので、まだ知らないインコ飼いの皆様に届きますように!

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臆病なまめのオリジン?

さいごにちょっと雑談。
初めて病院に連れて行った時の、まめの怯えっぷりが凄かったんだけど、その表情とか見た目に既視感があって、思い出したのがペットショップにいた頃のまめ。
何度もそのペットショップに足を運び、まめに会うと、毎回かごの隅っこに一匹でずっと縮こまってじぃーってこちらを見ている……
あっ、あの表情だ!って。

ペットショップのおじちゃん「この子、とっても大人しくってねぇ」って言ってたんだけど、連れ帰ったまめは全然大人しくなかったし、むしろやんちゃだった。ただ、めちゃめちゃ臆病だったけど。

よくよく考えたら、ペットショップの配置。
とても狭いお店で、壁一面にぐるっと猫ちゃんたちがいて、中央のテーブルの上に、まめと、ボタンインコの雛がいたんです。
昔、記事に書いたんですけど、2匹いたボタンインコたちは、いつも動いてじゃれあっていたけれど、まめはいつ見に行っても隅っこで固まってじぃーっとこちらを見てるだけで。

あれってまめからの視点だと、全方位に元気よく動く猫ちゃんたちが常にいるわけで、まめからしたら、いつ殺られてもおかしくないって考えちゃう状況じゃないです? 遠くでカラスが鳴く声にすらガクガク震えてしまう臆病なまめにしたら最悪な環境だったのでは……とこれはただの勝手な妄想ですけどね。

その子の性格もあるだろうけど、まめがこんなに臆病なのは、その環境の影響も少しはあったのかなぁって、病院でのまめの表情を見て思ったのでした。
ほんと、「あ!あのときの顔だ!」って懐かしく思い出したので。

 

脂肪肝の治療、少し時間がかかりそうですが、がんばっていきたいと思います!